急な転勤の辞令などで、急いで引越しをしなくてはいけないという事もあると思います。
その時、急な引越しでも業者は対応してくれるのでしょうか。
引越し業者は急な引越しでも基本的に対応する事がほとんどですが、実際にはトラックの空き状況によっては引き受けられないというケースもあります、
特に引越し業界の繁忙期といわれる3月4月は難しいかもしれません。
こちらでは、急ぎで対応してくれる引越し業者の探し方についてお伝えいたします。
急な引越しに対応してくれる業者の探し方
引越し業者は例え急な引越しでも、トラックやスタッフが空いていれば基本的に対応してくれます。
すぐに引越し業者を探さなくてはいけないという状況の場合には、一括見積もりサイトを利用するのがお勧めです。
急ぎの引越しであっても、ある程度の料金の比較は必要です。
1社のみで見積もりを取るだけでは、その料金が高いのかそうでないのかがわかりません。
急ぎという事で、足元を見られて高い見積もりになっている可能性もあります。
一括見積もりサイトで良いと思える引越し業者が見つかったら、必ず電話で問い合わせするようにして下さい。
また、もし一括見積もりサイトで業者が見つからないような場合には、多くのトラックを保有していると思われる大手の引越し業者に問い合わせてみる事をお勧めします。
次のような引越し業者は、急な引越しに対応してくれる可能性があります。
- アート引越センター
- サカイ引越センター
- アリさんマークの引越社
- ハトのマークの引越センター
おまかせプランやハーフプランがお勧め
急ぎの引越しを引き受けてくれる業者が見つかったら、見積もりを出してもらいます。
その際にお勧めなのが、おまかせプランやハーフプランです。
引越し業者では、次のような3つのプランを用意している所が多くなっています。
- 基本プラン … 荷造り・荷解きは本人が行う。
- おまかせプラン … 荷造り・荷解きは引越し業者が行う。
- ハーフプラン … 荷造りは引越し業者、荷解きは本人が行う。
プランの名前は引越し業者によって様々ですが、内容的にはこのような3つのパターンがあります。
単身の引越しであっても、急ぎとなると荷造りする時間は限られ自分で全て行うのは大変です。
料金は高くなりますが、荷造りだけでも業者にしてもらえればとても助かるでしょう。
余裕がある方はおまかせプランにすれば、荷造りから荷解きまで全て業者がやってくれます。
安いからというだけで基本プランを選んでしまうと、時間がない中で荷造り荷解きを自分でやらなければいけなくなってしまいます。
このように、急な引越しで対応してくれる業者は探せば見つかりますので、慌てなくて大丈夫です。
ただし、繁忙期である3月4月は、引越し業者の予約が詰まっている事もあります。
急ぎでも忘れてはいけない手続き
急ぎの引越しであっても、やらなければならない手続きを忘れないようにしないと、後から面倒な事になります。
引越し業者探しと並行して落ちついて行いましょう。
退去の連絡
まずは不動産屋や大家への退去の連絡をしましょう。
賃貸契約書には多くの場合、退去の1か月前には連絡する事とされていますが、事情を説明して解約の手続きを進めましょう。
退去まで1ヶ月を切ってからの連絡の場合、1か月分の家賃を請求される事になるかもしれませんが、それは契約上やむを得ないと言えます。
また退去の際には立ち会いが必要となりますので、日程や時間の確認もしておきましょう。
役所の手続きは１回で
役所では複数の手続きが必要な事もありますが、1度で済ませられるようにやるべき事を書き出してみましょう。
転居届は全員必要ですが、印鑑登録、国民健康保険などは該当する場合に手続きする事になります。
また転居先では、引っ越して14日以内に転入届を提出しなければいけない事になっていますので、忘れずに手続きして下さい。
電気・水道・ガスの手続き
電気や水道・ガスなどの手続きは電話で行えます。
検針票などに記載のお客様番号が必要ですので、用意してから電話して下さい。
尚、ガスは新居で使い始める際に、ガス会社の立ち会いが必要となります。
解約する際には、同時に引越し先のガス会社に立ち会いの予約を入れておきましょう。
郵便局の転送届
最寄りの郵便局に転送届を出しておくと、1年間無料で郵便物を新居に転送してもらえます。
またインターネットの「e転居」でも、同様の手続きが可能です。
これら以外にも、銀行や生命保険、携帯電話やクレジットカードなどの住所変更手続きが必要な方もいますので、もれのないように行いましょう。
まとめ
急いで引越しをしなくてはいけなくなった場合でも、基本的に引越し業者のスケジュールに空きがあれば対応してもらえます。
急いでいる場合は特に、問い合わせは電話で行うようにしましょう。
依頼する際は割高にはなりますが、おまかせプランやハーフプランを利用する事をお勧めします。
ハーフプランで荷造りだけでも業者にお願いすれば、ずいぶん余裕が出来る事でしょう。
必要な手続きも沢山ありますが、慌てずにもれなく済ますようにしましょう。
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