単身の引越しでも荷物リストは作りましょう


引越しの準備の中で、最も大変なのは荷造りであると言っても過言ではないでしょう。
荷造りの際にぜひ作る事をお勧めするのが、「荷物リスト」です。
これは荷物が比較的少ないと考えられる単身の引越しであっても、作る事をお勧めします。
荷物リストを作る事で、引越し作業がスムーズに進められるのです。
こちらでは、荷物リストを作る事のメリットや、その作り方についてお伝えいたします。

荷物リストを作るメリット

ただでさえ忙しい中で、荷物リストなど作っている暇はないと思う方もいるかもしれません。
でも、荷物リストを作る事には大きな2つのメリットが期待出来るのです。
ひとつめのメリットは、荷物を書き出して荷物を把握する事で、スムーズに作業が出来る事です。
荷物全体を把握出来るので、いつまでに荷物を詰めればよいか考えられます。
また、詰めてしまった荷物がもし必要になった時にも、リストがあれば見つけやすくなります。

ふたつめのメリットは、引越しした後に荷物が無くなっていないか確認が出来る事です。
引越しで荷物が無くなるというトラブルは、残念ながら珍しい事ではありません。
引越し当日に気付かずに、しばらくしてから「そういえばあれがない」という騒ぎになる事もあります。
そんな時に荷物リストは役に立つのです。
また、荷物をリスト化する事によって、荷解きの際にもどこにどの荷物が入っているのかわかりやすく、作業がスムーズに進みます。

荷物リストの作り方

荷物リストには特に決められた書式があるわけではありませんので、基本的には自分で使いやすいように作れば良いのですが、こちらでは参考のためにひとつの例をご紹介します。

まず荷物リストは部屋ごとに作るのが一般的です。
ワンルームの場合にはその限りではありませんが、部屋がいくつかある場合には部屋ごとにまとめていきましょう。
そして荷物をダンボール箱に詰めた後は、その箱に何が入っているかわかるように、箱の番号と品名、割れ物の有無、引越し先のどこに運ぶかを書いておきます。
通し番号を付ける事で、ダンボール箱の紛失にもすぐに気が付く事が出来ます。

リストの項目

  • 通し番号 … 1・2・3・4…..
  • 入っている品名 … 食器・本・衣類等
  • 割れ物の有無 … 有り・無し
  • 使う場所 … キッチン・洗面所等

また、洗濯機や冷蔵庫、ベッドなどの大きな荷物についても、チェックリストに入れておくと便利です。
その中で処分する物があれば、いつまでにどのような方法で処分するかを記載しておく事で、忘れる事もありません。

一般的に引越し業者は全ての作業が終わった時に、全ての荷物が運ばれているか、また無くなっている荷物はないかなどの確認をして、利用者からサインをもらいます。
その時に、荷物リストがあるとすぐに確認する事が出来ます。
荷物リストの作成は、トラブルの防止にも大変重要な役目を果たすのです。

まとめ

このように、単身での引越しであっても荷物リストを作る事に大きなメリットがあります。
少ししか荷物がないのに、リストを作る必要がないように感じるかもしれませんが、実際には荷物リストを作った方が効率的に作業を進める事が出来る上、トラブルの防止にもつながります。
引越しの準備の最初には、まず荷物リストを作る事をお勧めいたします。


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