気持のいい引越しをするためには、新居での荷物の運びいれに注意しなければなりません。
ここでは、業者だけでなく荷主自身もやるべきことがたくさんあるので、前もってそれを確認しておいてください。
ここでは新居に荷物が到着してからの手順を見ていきましょう。
いきなり搬入するわけじゃない
新居に荷物が到着したら、いきなり荷物の搬入が始まると思っている人もいるかもしれませんが、そうではありません。
- まず最初に行うべきことは建物の養生で、家の中で安全に搬入ができるように環境を整えなければなりません。
- これについては、依頼者のほうからあらかじめレイアウトを業者に伝えておき、その計画に基づいて行えば、スムーズな搬入を行うことができます。
具体的には、床や階段にキズがつかないように、専用のシートやマットで覆いをします。
そのようにして安全な状態にしてから、荷物の搬入を行います。
特に新築の場合はこれが重要ですが、搬入によってどこかに少しでもキズが入ったら、それ一つのために新生活が気持よくスタートできなくなってしまいます。
これについては業者のほうでも対応してくれますが、依頼者としても、養生してほしい箇所についてはあらかじめお願いをしておく必要があります。
空間によっては、荷物を担ぎやすくする特殊な道具が必要になるかもしれませんが、そうした道具の使用についても、業者と依頼者の両方であらかじめ確認しておくことが大切です。
搬入の手順について
養生がすんだからといって、荷物を適当に搬入するわけではありません。
家の作りやレイアウト、家具のセッティング方法などに基づいて、荷物を順番に計画的に搬入しなければなりません。
特にサイズの大きな荷物については、運び入れる順番を間違えると大変なので、搬入前にレイアウトを確認しておかなければなりません。
作業員もそれぞれに考えて運び入れを行いますが、ミスがあるといけないので、家の主である依頼者がよく見張っていつでも指示を出せるようにしておきましょう。
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