引越しのときに一つ厄介な問題となるのは、インターネット接続契約です。
ネット契約の引越しは、家具や家電のように場所を移動させるだけでは終わらず、他に対処すべき問題や確認しなければならないことがあります。
では具体的にどんなことに注意すべきなのか、ご一緒に考えてみましょう。
新住所でのサービスエリアの確認
ネット契約に関して引越しの際に確認しなければならないことの一つは、新住所でのサービスエリアです。
- 今まで住んでいたところでは大丈夫でも、新住所では同じプロバイダが使用できない、またはサービスエリアの対象外である可能性があります。
- インターネットの接続料や工事費用は住む家によって料金が異なりますが、引越しの際はこの点の確認も必要です。
もしそうであれば、ちゃんと利用できるネットサービスに契約し直す必要があるので、ここをきちんと確認しておかなければなりません。
また、同じプロバイダが使えるとしても、新住所では受信感度などの問題から別のプロバイダに切り替えたほうがいい場合もありますので、そのあたりも見直してみる必要があるでしょう。
いずれの場合でも、新住所でネットが使えるように回線工事をしなければならないこともあるので、その点の確認も必要になります。
工事費用について
特に、マンションから戸建て、戸建てからマンションへと住まいが変わる場合は、料金の変化に注意しなければなりません。
ネット接続料金も工事費用も一般的には、マンションが安く、戸建てが高くなります。
よって、これまでマンションに住んでいた人が戸建てに引越す場合は料金が高くなるので、その値段の変化に注意しておきましょう。
なお、マンションのネット接続が安くなるのは、建物全体でまとめて契約しているからです。
そのおかげで料金は安くなり、新たに工事する必要がない場合も少なくありません。
これはメリットですが、一方で契約プロバイダを自分で選べないデメリットがあることも覚えておいてください。
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