引越しにトラブルはつき物、ということではありませんが、もしもトラブルが起こってしまったらどこに相談すればいいのでしょうか。
やはり相談することで解決する場合は多いです。
国民生活センターへ相談を
引越しで業者とトラブルが起こったらどこに相談すればいいのかと言うと、国民生活センターあるいは消費者生活センターになります。
実は1年で2000件ものトラブルが報告されているのですが、その多くは悪徳業者や無認可業者を利用した方、家具の破損や汚損、紛失、料金支払いトラブルなど多岐に渡ります。
- 国民生活センターではこうした引越し業者とのトラブルを受け付けてくれていますし、解決策を教えてくれますので、泣き寝入りせずに相談してみることが大切です。
- 起こりそうなトラブルに応じて対処法をしっかりと心得ておくことも大切です。
自分でできる対策としては、家具など傷つきやすいものは梱包前に四方八方から写真を撮って証拠を残しておく、引越し約款を読んで理解しておく、分からないことは見積もりのときに質問するといったことがあります。
また万が一のトラブルのために、引越し担当者と信頼関係を結んでおくことを忘れてはいけません。
実際にあったトラブル
では実際にどのようなトラブルが起こっているのかと言うと、引越しのキャンセルをした際、法外なキャンセル料を請求されたと言う事例です。
実は引越し約款と言う法律によって、引越しの2日前まではキャンセル料が発生しないこと、1日前は10%以下、当日は20%以下しか請求できないことと決められています。
さらに連絡は2日前までに入れたのに、担当者に伝わっていないためにキャンセル料が発生したと言う事例もあります。
それから家具の破損、汚損の原因が業者にあるにもかかわらず保証してくれないと言うトラブルも多いです。
理由としては業者側に責任があると言う証拠がないから、と言うことなのですが、引越しをする際保険をかけていても信用問題の関係で業者は保険を使いたくないのです。
さらにパソコンデータ、有価証券、宝石類、動植物は保険で保証されないため、自分たちで管理するしかありません。
他にも見積もりと金額が大幅に違う、引越し業者が遅れてきた、割引プランが適用されないなど、様々なトラブルがあります。
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