基本的に引っ越し作業は、雨や雪が降ったとしても中止になる事はありません。
これは「標準引越運送約款」において、天候不良などの理由で業者側からキャンセルは出来ないと決められているからです。
また、引越し業者としてはたとえ雨や雪が降っても、引越し車両や作業スタッフの手配も済んでいるので、翌日以降に延期するというのは難しいという事情もあります。
ただし、次のような場合には業者側からのキャンセルも可能です。
- 地震
- 津波
- 洪水
- 台風
- 地滑り
- 山崩れ
- その他天災
利用者側からのキャンセル
悪天候の場合、利用者側から引越しをキャンセルする事は可能ですが、その場合にはキャンセル料として引越し代金の1~2割程度を請求される可能性があります。
また次に希望する日程に確実に変更出来るとは限らず、さらには変更した日が再び悪天候であるという事も可能性としてはゼロではありません。
引越し業者がサポートします
とは言え、悪天候での引越しは荷物が濡れてしまうのではないかと心配になります。
特にパソコンなどの精密機器や電化製品などは、水に濡れたら壊れてしまう可能性もありますし、布団やソファーなどの布製品は使えなくなってしまう事も考えられます。
しかし、引越し業者としてはそのような事にならないように、一生懸命サポートを行います。
防水のシートや専用のカバーなどを用いて、濡れてしまわないように細心の注意を払って作業にあたりますので安心して下さい。
とは言え、梱包材が多少濡れてしまうような事は考えられます。
中身が壊れてしまったり使えなくなったりという事でなければ、少し寛容に見てあげて下さい。
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