引越しのとき、安い業者が見つかっても急いで決定するのは避けましょう。
それよりも、契約時に知っておくべきポイントや注意点があるので、そこまず確認しておかなければなりません。
契約時に知っておくべきポイントや注意点を抑えておけば、不要なトラブルに遭わなくてすみます。
キャンセルは原則できない
引越しの契約でまず覚えておきたいことは、一度契約すれば、引越しは原則としてキャンセルできないということです。
当日雨が降っていたら別の日に変えたくなりますが、業者の後のスケジュールの問題などもあり、キャンセルはできません。
キャンセルができないこと自体は、前もって「標準引越運送約款」で定められているので、それについて確認しておく必要があります。
- 引越しでは天災などのやむをえない事情がない限り、雨が降った程度ではキャンセルできないのです。
- 見積書も契約書も、どちらも見るのは大変ですが、後でトラブルにならなくてすむようにしっかり目を通しておきましょう。
万が一当日雨が降ってしまった場合は、それを我慢して引っ越し作業を行うしかありません。
どうしてもキャンセルしたいときは、引越し日の2日前までに申し出る必要があります。
なお、延期はキャンセル料を支払って行わなければならなくなります。
見積書と契約書が同じ
引越し業者と契約するときに注意しておかなければならない別の点は、見積書と契約書です。
普通は見積書と契約書は別で、それぞれに別の内容が記載されているものですが、引越し業者の場合には、見積書と契約書が同じであることが少なくありません。
よって依頼者としては、見積書を渡されたときに注意してそれを見ておかなければなりません。
なぜならそれは契約書を兼ねたものである可能性があり、そこには重要な引越しの手順のことや、サービス内容について克明に記載されているかもしれないからです。
もしそれを見落としているなら、契約書の内容を見落としたことになり大変危険です。
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