海外への引越しは基本的に国内の引越しと変わらないものの、事務手続きの面でさらに複雑になります。
うっかり忘れてしまうと新居が海外なこともあり非常に面倒になりますので十分に注意しましょう。
まずは公共料金の解約を
国内の引越しでもそうですが、引越しが決まったらまずは公共料金の手続きを考えるようにしましょう。
目安としては引越し当日の2週間前には電気、ガス、水道会社に解約の連絡をしておきます。
最後の料金支払いは当日になり、自宅まで精算に来てくれます。
直前の連絡だと当日に来れないと言われてしまうこともありますので十分な余裕を持って連絡をし、確実に当日料金支払いができるように備えるようにしてください。
- また、自宅の固定電話に関してですがこれはお金を支払えば電話番号を残しておくことが可能です。
- たとえば自動車保険の場合、一時的に車に乗ることがなくなる際は中断証明書を発行してもらうことができます。
- 生命保険に関しては海外でもそのまま利用することができますが海外渡航通知書を提出する必要があります。
一時的な海外出張などの場合はこのサービスを利用しておくと日本に帰ってきた時に以前と同じ番号を引き続き利用することができて便利です。
逆に帰ってくる予定が決まっていない場合などは完全に解約してしまっていいでしょう。
保険の手続きに関する重要事項
この中断証明書があると再度車に乗るようになった時に新規で保険に加入する必要がなくなり、等級を引き継ぐことが可能です。
等級は保険料に影響のある重要な要素ですから海外に引越しをする時は必要なら保険会社に連絡をして中断証明書を発行してもらいましょう。
もう車が完全に不要な場合は車を処分し、保険も解約しておきます。
やはり保険会社に連絡をし、どのような手続きになるのかを確認しておきましょう。
必要であれば保険料の支払い方法の変更なども同時に済ませます。
このあたりの手続きは国内の引越しではあまり考えない部分ですのでより注意が必要です。
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