お世話になったお礼は前日までにしておきましょう
引越しはともすると段取りばかりに気を取られ、スケジュールに追われがちです。
特に転勤などで急な引越しの場合などでは、近所やお世話になった方への挨拶する間もないまま引越し当日になってしまった、などと言うこともあり得るかもしれません。
しかし、大家さんや貸し主、それにご近所や知人などへの挨拶を欠かすことはマナー違反です。
大家さんや貸し主への挨拶では、引越し当日の部屋の明け渡しや鍵の返却の段取りの確認を、もう1度改めてしておきましょう。
ご近所にはこれまでのお礼はもちろん、引越し当日トラックや引越し業者が出入りしご迷惑をおかけすることになりますし、引越し後に誰か訪ねて来たり、荷物が届いたりでお手数をかける可能性もありますのでしっかり挨拶しておきましょう。
荷物を運び出した後、などと考えていると案外ドタバタにまぎれて忘れてしまうものですから、必ず前日までに済ませておいた方がよいでしょう。
また、ご近所や子供の友達などに借りているものがないか、または貸しているものがないか、もう1度よく確認しておきましょう。
親しくお付き合いした方やお世話になった方には、直接出向かないにしても、電話で挨拶はしておきましょう。それがエチケットです。
引越しの挨拶(新居の貸し主&近隣)に持参するモノの手配
ご近所には500~1,000円程度で考えましょう
旧居の周りの方への挨拶も大切でしたが、新しい場所で新しい生活をスムーズに始めるためには新居の貸し主や近隣への挨拶は更に大切です。
挨拶の際に持参する品物についてまとめてみます。
引越しの挨拶は、引越し当日か遅くても翌日までには済ませましょう。ですから、持参する品物は引越し前日までに準備しておいた方がよいでしょう。
金額は、ご近所には500~1,000円程度、貸し主には1,000~2,000円程度で、あまり相手の負担にならない位のものがよいと思います。
タオルやせっけんなどの実用品や、日持ちのする食品などが一般的によく選ばれます。ビール券や図書カードなどを持参するケースもあります。
転勤する人が多いような社宅やマンションなどでは、消耗品が喜ばれるといった話も聞きますので、ケースバイケースで考えてみましょう。
相手によく知ってもらいたいと思うのであれば、引越し前の土地の名産品などもよいかもしれません。
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