単身引越しの手順の確認


引越しする際には、とにかくやらなくてはいけない事が沢山あります。
家族での引越しはもちろんですが、単身での引越しであっても計画的に進めないと、引越し当日に準備が間に合わないという事にもなり兼ねません。
基本的に引越しの準備は、大きく分けて荷造りと各種手続きがあります。
こちらでは、そのそれぞれについて詳しく説明したいと思います。

チェックリストを作る

引越しではやるべき事が沢山あるので、漏れのないように行うためにまずはチェックリストを作る事お勧めします。

  • 引越し1ヶ月前
  • 引越し1~2週間前
  • 引越し当日
  • 引越し後

この4種類に分けてやるべき事を書き出し、終わったら消していくようにすれば漏れを防ぐことが出来ます。
やるべき事は人によって異なる部分もありますが、引越し先が決まっているという前提で、多くの人に必要な事についてご紹介して行きます。

引越し1ヶ月前にやる事

退去連絡

賃貸物件に住んでいる場合には、基本的に退去の1ヶ月前には不動産屋や大家さんに連絡しなければいけない事になっています。
中には2ヵ月前、3ヵ月前の物件もあります。
賃貸契約書に、いつまでにどこに連絡しなくてはいけないかが記載されているはずですので、確認が必要です。
期限よりも連絡が遅くなってしまうと1ヶ月分の家賃を支払わなければいけなくなり、新居の家賃と合わせて二重の支払いになってしまう可能性があります。

引越し業者に見積もりを依頼する

希望する日に引越しをするためには、1か月前には業者に見積もりを依頼しましょう。
一括見積もりサイトを使うと、複数の業者から見積もりを出してもらえます。
引越し業者が決まればダンボール箱がもらえますので、荷造りを始める事も出来ます。

インターネットの移転手続き

インターネットの開通は、申し込みから工事まで2週間から4週間掛かるのが一般的です。
ですから引越し先ですぐに使いたいという方は、早めの手続きが必要です。
ただし、引越し先がマンションなどの集合住宅の場合、予めインターネット環境が用意されている事もあるため、先に不動産屋に確認するようにしましょう。

引越し1~2週間前にやる事

役所での手続き

役所での手続きは1日で終わらせるように、事前に必要な事をまとめておきましょう。
その際必ず持参するものは、本人確認書類と印鑑(シャチハタ不可)です。
一般的に必要な手続きには次のようなものがあります。

  • 転出届
  • 印鑑登録
  • 国民健康保険

電気・水道・ガスの手続き

電気・水道・ガスともに、電話かネットで手続きします。
その際にはお客様番号が必要ですので、領収書や検針票を手元に用意しておいて下さい。
尚、新居でガスを使い始める時にはガス会社の立ち会いが必要です。
ですから、解約の手続きをすると同時に、開栓立ち会いの予約も入れておきましょう。

荷造りを始める

遅くても引越しの2週間前には引越し業者を決定し、業者から支給されたダンボール箱を使って荷造りを開始しましょう。
単身の引越しの場合には、それほど荷物は多くないかもしれませんが、それでもやるべき事は沢山あるので、計画的に進めていく事が大切です。
荷造りをする際には、今使っていない物から詰めて行くようにします。
ダンボール箱には入っている物を明記する事、また大人一人で持てる重さにする事も忘れないようにして下さい。
尚、引っ越し荷物には現金や貴重品などは入れる事は出来ませんので、注意して下さい。

郵便物の転送届

最寄りの郵便局に転居届を出しておくと、1年間旧居に届いた郵便物を無料で新居に転送してもらえます。
インターネットの「e転居」でも手続きが可能です。

固定電話の移転手続き

家に固定電話がある方は、移転の手続きが必要です。
インターネットまたは、「116」に電話を掛けて手続きして下さい。
また引越し先ですぐに電話を使いたい方は、1か月以上は前に工事の予約をする必要があります。

その他住所変更手続き

その他にも、次のような住所変更手続きが必要なものもあります。

  • 運転免許証
  • 銀行
  • 生命保険
  • クレジットカード

忘れると後々トラブルになり兼ねませんので、漏れのないように行いましょう。

引越し当日にやる事

引越し当日は、業者への指示が必要ですが、その他にも以下のやるべき事があります。

掃除

荷物が搬出されて行ったら、掃除を開始します。
特に大きな家具があった場所などは、この時しか掃除する事が出来ません。
ほうきや雑巾、ウエットシートなどを事前に準備しておきましょう。

退去の立ち会い・鍵の返却

引越し当日は、不動産屋または大家さん立ち合いのもとで、傷などの確認をします。
問題がなければ鍵を返却して退去となります。
予め時間を約束しておく必要があります。

電気・ガス・水道の閉栓

全ての作業が終わって退去する際は、電気のブレーカーを落とし、水道とガスは閉栓します。

引越し後にやる事

ガスの開栓立ち会い

電気・水道は引越ししたその日からすぐに使う事が出来ますが、早めに備え付けらえている使用開始申込書に必要事項を記入し投函するようにしましょう。
一方、ガスは開栓にガス会社の立ち会いが必要です。
事前に予約していた時間にガス会社の職員が訪問しますので、必ず立ち会うようにして下さい。

役所の手続き

引越し先でも役所で手続きが必要です。
転出届の時と同様に、本人確認書類と印鑑(シャチハタ不可)を持参して行いましょう。
一般的に必要な手続きは次の通りです。

  • 転入届(転居から14日以内)
  • 印鑑登録
  • 国民健康保険
  • マイナンバーカード

まとめ

このように引越しの際にはやるべき事が沢山あります。
でも焦る事はありません。
チェックリストを作成し、一つずつこなしていけば漏れなく終わらせる事が出来ます。
特に役所での手続きは1度で済むように、しっかり情報をまとめておきましょう。
荷造りは地道に進めるしかありませんので、直前に慌てないよう計画的に行うようにしましょう。


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