何をどこで買って、どこに届けてもらいますか?
新居の下見と家具のレイアウトを検討し、旧居で不要なものの処分が終わると、今度は新居で新たに必要になるものの購入を考える必要があります。そのリストアップと手配について考えてみましょう。
新規に購入・買い替えが必要なものをリストアップしましょう。
新規に購入したり、買い替えたりするのが一般的に多いのは、次のようなものです。
1、カーテン・ブラインド
窓のサイズや数が旧居と違う場合は、新しいカーテンやブラインドが必要になります。既製品で合うサイズであればすぐに入手可能ですが、特殊サイズであったり、好みのものにこだわりがあればオーダーすることになり日数がかかるので早めの手配が必要です。
新居が角部屋の場合は、出窓などがあるケースもありますので確認しましょう。
2、カーペット類
たとえば同じ6畳であっても、部屋の縦横のサイズによって、旧居で使っていたカーペットやラグが使えない場合があります。下見の際にしっかり測っておきましょう。
2階以上の部屋でフローリングの場合は、階下への防音のためにもカーペットやラグを敷いた方がよいでしょう。
3、ガス器具
都市ガスの種類によって、転居先で現在のガス器具が使えない場合がありますので前もっての確認が必要になります。合わない場合は使えるように調整してもらうか、思い切って買い替えましょう。
システムキッチンの家から普通のキッチンの家に引越す場合も、新たに購入する必要があります。
4、エアコン
旧居には備え付けのエアコンがあったが、新居にはない、あるいは数が足りないと言った場合には新たに購入しないといけません。
物件によっては、室外機を置くスペースがないなど、現在使っているエアコンが使えないと言ったケースもあるかもしれません。勝手に窓枠型のエアコンを取り付けたりすると家主とのトラブルにもなりますので、事前の確認が必要です。
エアコンは購入したら取り付けもしてもらわないといけないので、日程調整も必要ですが、季節によってはあせる必要がない時期もあるので、そんな時は後回しでもよいでしょう。
5、便座カバー
トイレの便座にはU型O型、または温水便座用の特殊型があり、それが旧居と新居で違う場合には買い替えが必要になってきます。特に冬は便座が冷たいので、引越し前に購入しておいた方がよいかもしれません。
6、各種延長コード
コンセントやテレビアンテナ、電話線などの位置によっては延長コードが必要な場合があります。
自分の思っているレイアウトにするためには、できるだけ事前に準備し、引越し当日からそのレイアウトが実現できるようにした方がよいでしょう。特に大型のテレビなど、自分で動かすのは大変な場合もあるので、後で動かさなくてはいけない事のないように準備しておきましょう。
7、収納グッズ
旧居より収納スペースが減るような場合には、単純に考えて荷物が部屋にあふれ出る可能性が大きくなります。あらかじめ収納BOXや突っ張り棒などの収納グッズの用意が必要かもしれません。
8、家具類
新居のサイズに合わなかったり、古くて買い替えたいと言った場合には早めに処分方法について検討した方がよいでしょう。
どこで買って、どこに届けてもらうのがよいのでしょうか?
便座カバーや延長コードなどは、小さくてそれほど邪魔にもならないし、引越してすぐに使用するためにも引越し前に購入し保管し持参した方がよいでしょう。
しかし、カーテン、カーペット、家具類などは旧居に届けられても保管に困りますし、改めて移動させるのも2度手間です。
そこで小物以外基本的には、近場の引越しは引越し前に近隣で購入し、新居に届けてもらい、中距離以上の引越しであれば引越し後に、新居近くで購入した方がよいでしょう。
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